前回記事の冒頭で、鍋つゆを使い切ったことをご報告させて頂きましたが、在庫が切れた途端に寒の戻りに見舞われました。こんにちは、管理人です。
さて、今回もタイトルの通りUnrealとマンガの融合についてお届けしていきたい所存ですが、事前に1つお断りしておきますと……。
前回、UE5動作推奨環境が婚活女子並みにハイスペックを要求してきたため、
あぁ、こりゃウチの子(PC)にUE5は無理やね……
と申しておりましたが、実は「MatrixのCityサンプル」とか「古代の谷」みたいな、それこそアホみたいなスペックを要求してくるプロジェクトでさえなければ、割りとなんとかなりそうな感じなので、ひとまずUE5をメインにしつつ、併せて4.27も触っているという状況です。
ちなみにCityサンプルといえば、それをベースにした実験動画(下参照)が世代的にもツボ過ぎて、それはもう腹抱えて笑いました。こういう柔軟な発想と、それを支える才能のムダ遣い(褒め言葉)大好きww
ところで、バイバインを検証するためのPCの環境ってどんだけのスペックが必要なんでしょうかね……?
推奨スペックに達してないPCだと分かっていながら、なんでわざわざUE5を使うというのか……?
そう!ひとえに、UE5のレンダリングエンジンがスゲェというのに尽きます。
もうね、誰もが最初に通る道であろう「ThirdPerson」プロジェクトひとつ取っても、その違いってのが明らかなの!!
UE4でおなじみのお人形さんが、なんか5の方ではウルトラマンのカラータイマーみたいなのがついてて、フォオオオンって感じで光り輝いてるし!お肌のメタリックなテカテカ感もさらに増してるし!
「ESETのアイツなの?」という印象
(※顔は半導体不足により省略)
メタリックなウルトラマン
あるいは次期仮面ライダーかもしれない
あと、ここに上げた画像ではわかりませんが、インターフェースも改良されてて使いやすくなってるようです。
ま、そう言われてもその違いが分かるほどUE自体使い込んでないんだけどな!
ともかくも、こうもわかりやすく違いを見せつけられたら……そりゃぁ新しい方で使いたくなるよね!(ね?)
とりあえず、今使ってるPCでもこのレベルの作業なら何の問題もなく動くわけだしね!
でもね…今までの経験上、読めるんですよ、次の展開が……。
最初は、「そんなスペックで大丈夫か?」という問いに「大丈夫だ、問題ない」なんて言ってても……。
人の欲望には限りがなくて、いろいろと使い続けていくなかで
なんて不満が出てきそうなことを。
そうした不満が積もり積もって、けっきょく最後には「一番いいのを頼む!」となってしまうことを!
…てか、もうすでにそれらの苦汁を味わった上での経験談なんですけどね…‥。
UE5の性能を活かすべく作られた、今をときめく最新ライブラリなんぞを取り込んだりすると、だいたいは底なし沼へズブズブとハマります……。
とりわけシェーダーのコンパイル時間なんかはもう「おっそ!おっそ!」と(発狂気味に)連呼しまくるレベルの遅さです。
どんくらい遅いかといえば……コンパイルが走り出したら、あきらめてKindle端末を取り出して本を読み始めるくらい。
どうやらこれらはUE4時代からあった課題のようですが、今回UE4と5のプロジェクトを両方を触ってみた感触としては、やはりUE5でのコンパイル時間はさらに輪をかけて重くなってるような気が……。
ついでにいうと、コンパイルに要する時間はCPUのコア数と直結してるんだそうです……。
マジかよ!現状スペックにおける一番のウィークポイントじゃねぇか!!
(購入当時の動機が、CPU負荷の少ない「暗号通貨採掘PC」という目的だったため)
このような事実を突きつけられると……あぁ、やっぱりそのうちハイスペPCへと手を伸ばしてしまいそう……。
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ガハハハハハ!
UE5がなんぼのもんじゃーい!!
こちとらCPUはRyzen9 5950X、メモリは128GB、グラボはRTX3090ぞ?
ストレージはPCIe 4.0 SSDの2TBぞ!?
ガーーーッハッハッハッハァッ!!
オメー、それ総額いくらになるか知ってんのかよ……?
知らんよ!ガハハハハハハ!!
ということで見積もってみました!(そういう行動は迅速)
まず最初に門戸を叩いたのは、現在も使ってるドスパラのGALLERIAシリーズ。
ところがッ!
まことに残念なことに、同シリーズでRyzen9 5950Xの構成はカスタムでも存在してませんでしたッ!
べつに5900Xでもスペック上は十分やろ……?
……え?
いったい、君は何を言っているんだい……?
つまり、推奨スペックのはるか斜め上を行くぐらいじゃないと、体感的に快適さは得られない、ということさ……。
推奨スペックにきっちり合わせてるようじゃ、あっという間に置いてかれるぜ?
……イラッ……
はい、では気を取り直して次ッ、フロンティアッ!!
さすが、かねてからマニアックな構成に定評のあるフロンティアさん!こちらは5950X構成が選べます。
さっそく同サイトの見積りページを使って見積もってみました。
いくつかのパーツをカスタマイズし、得られた金額はコチラッ!
さらに、カスタマイズ画面ではメモリ128GBの選択肢がなかったので、これは別途追加手配するとしてフロンティアでの販売価格から参照すると……
¥589,800+¥40,000 となり…お値段は
62万9千800ええぇぇんでええぇぇ!
ウワーーーー!ヤスーーーーーイ!!(鼻血&吐血しながら)
……はい、といったわけで……。
なんとも厳しい現実を突きつけられましたので、引き続き今のPCを使って作業します……。
結局、今回の記事は何を伝えたかったんだ……?