桜の花が芽吹くこの季節は、また多くの出会いと別れが交錯する時期でもある。
「桜か…もうそんな時期なのね……」
別れの到来を予感していたかのように、寂しげに彼女が呟いた。
「別にこれが今生の別れってわけじゃないさ……そうだろ?」
名残惜しさを感じつつ、僕もまた離別の瞬間が目の前まで近付いていることを知る。
「そうね…季節が巡り巡って…きっとまた出会う時が訪れる、今ならそんな気がするわ…」
さよならは言わない。
またいつかどこかで会えることを信じてるから。
だからそのときまで、元気でね―
ということで、ようやく買いだめしてた鍋つゆを使い切りました、管理人です。
これに伴い「さすがに最近ではそこそこ暖かくなってきたため、夕飯の鍋はできる限り薄着でのぞみ、食事中は汗をぬぐいつつ食べる」という、ある種の苦行僧みたいな食生活からようやく解放されたことになります。
さて、本題とは何の関係もない食の話題はひとまずこの辺にして……今回もマンガネタです。
というのもですね、最近、UnrealEngine5の正式版がリリースされたんですよ!(唐突)
その表現力のスゴさたるや、まずは四の五の言わずに公式サイトを見て欲しいわけですが…
もうね、何なのコレ?何がどうなってるの?いったい今目の前で何が起こってるの!?
と混乱を引き起こすほどに「ヤバい!」としか言いようがないレベルっす!(語彙力)
前バージョンであるUE4でもリアルだしキレイだしステキだし、そういや以前こちらの記事で紹介したプリキュアEDダンスもUE4謹製なんだよなぁ…ということでじゅうぶんキチガイじみてたんですが、今回はさらにスゴいことになってて、ホントに「ヤバい!」としか言いようがないッス!(またもや語彙力)
論より証拠ということで、UE5を使ったマジヤバでぶっちゃけありえないデモ映像がこちらです。
(↓)

キレイな街並みだろ、ウソみたいだろ……フルCGなんだぜ、これで……
これに対して、


UE5がスゴいってのはじゅうぶんに分かりました
でもUE5っていわゆる「ゲームエンジン」ですよね?
コレを使えば今風のスゴくリアルでイカしたナウなゲームを作れるっていうツールですよね?
それが、どうマンガと繋がるんですか?
と疑問の声があがるかもしれませんが……実は公式HPにも紹介記事があるほどにポピュラーな活用法なのです!(なお、記事内容は旧バージョンであるUE4にて解説)
上の記事では、実際にプロのマンガ家の方が制作現場でどのようにUEを活用しているかを作例とともに紹介しています。
「あぁ、なるほどねぇ…こうやって使えばいいのかぁ……」
といった参考になると思います。


マンガの制作現場ってね……これまでは作者の膨大な労力によって支えられてきたと思うの。
でもね、今の御時世なら、こういった便利なツール類をフル活用することで、クリエーター側はかなりの負担を軽減できるはずよ。
そのぶん、作者の創作意欲をよりクリエイティブな方向へと集中できれば、必然的に作品全体のクオリティが上がるわけだしね。
いわばこれは、お互いWin-Winな関係だわ!
当然ながらそんな記事を見かけた以上、



こ、こんなん……なるべく描かなくてすむマンガのクオリティ向上のためにも



導入は必至ッ……!!
ってなりますよね。ね!?
さて、導入すればもれなくいい事づくしが確約されたかのようなUnrealEngine5ですが、さすがにコイツを動かすためにはそこそこ高品質なPC環境が必要となりそうです。
そして、その推奨スペックはと言えば……


し、し、し……CPUコア12!?
GPUはRTX2080推奨!?
RAMは64GB以上だとッ…!?
コイツぁ「そこそこ」なんてチャチな環境じゃぁねぇ!
このスペックを完全に満たしたPCって……現在の市場にどれだけ流通してるってんだよッ……!?
や、ホントにこれには参りました。
奇しくも半年くらい前に調達した「暗号資産採掘を兼ねたゲーミングPC」のスペックはと言えば…







CPUとメモリが……完全アウトー



グラボもかなり微妙な水準やなぁ……
実際ダメ元で、先に紹介したUnreal5の機能をフル活用したCityサンプルを動かそうとしてみたところ……



スペック不足で……動きませんでしたッ……!!
もうしょうがないので、最新の5はあきらめて、安定と実績のUE4で行くことにしました。
さすがに4の推奨スペックであればヨユーでクリア出来るし。
ただね、こっからすでに苦難のはじまりだったのよ……少なくとも、週末の土日が完全に潰れるくらいには……。



と、その前にさ……



うぃ?



先の記事でも言及してた、Blenderの件はその後どうなったんだよ?



あー、アレか……うん、それな……



マンガシェーダー使って、3Dモデルをマンガに応用するとか言ってなかったか?



あー、それな……うん、アレか……



うん、そーだねー……



プロテインだねー……
……ん゛ー、ん゛ー……



コイツ、Shadeさわってた頃から何も進歩していない……
― (たぶん)続く ―