新たなるお布施イベント、しかしこれを華麗にスルー

Apple

さて、林檎信者の皆様、今週の14日にあらたなる教典が開示され、信者の者はあまねくお布施をしなさいとのお達しがございました。

iPhone
iPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone SE。世界で最もパワフルなパーソナルデバイス、iPhoneの魅力のすべてを紹介します。


ネットニュースやようつべサイトに於いても熱心な同志達がそれらの教えを広めるべく献身的な布教活動を盛んに行い、一部界隈では賑わいを見せております。

たしかに、今回はエッジを効かせた新デザインと次世代高速通信規格である5Gへの対応。大幅に高速化したとされるA14チップ、また、これまではiPadProにしか付いていなかったLiDARスキャナがついにiPhoneにも搭載されることで、より活用シーンが広がっていくことが期待されます。
しかし、今回ラインナップはとうとう4機種……4機種て!?

なお、こちらについても、コアなApple信者の方々は、各機種毎の特徴を非常に詳しくまとめており、使用目的によってどの機種がおすすめかまで懇切丁寧に解説されております。今回、iPhone12シリーズの購入を検討されている方々は、そちらを読むあるいは視聴頂くことで、非常に有益な情報を得られるものと思います。

えー、かくいう私は、先日廉価版であるSE2を購入しておる身でありますので、さすがに追加で12も買っちゃえ!という思いには至らず今回はスルーの方向で。
て、実際にSE使ってみた感想としては、「やっぱ画面ちっさいなあ……」とか、「うわ、ほんとバッテリー持たねー」とか、いろいろ不満はあったりするんですが……。
その一方で、マスクをする機会の多いコロナ渦の昨今においてやっぱりTouchID便利よねとか、そのTouchID方式では最も高年式がゆえに、足切りに合うのは当面先だという圧倒的安心感もあるのでそこはバーターですかね。でもなぁ、ちっさいのはなぁ…扱う気分が著しく削がれるんだよなぁ……。

や、買いませんよ!買いませんってば!(XRのカタログスペックを眺めつつ…)

Apple iPhone XR

さて、そんな訳で林檎製スマホ最新機種の詳細なレビューは他のサイトに譲るとして、私なりの見解というかなんというか、ちょっと別の視点で述べさせて頂きたい。
プロフィール欄にもちょこっと書いておりますが、実はワタクシわりとオールドタイプの人種でありまして、Apple信者の歴史自体は浅いものの、たぶん世間一般の方と比較すれば、古くからのAppleという会社を認識している者であります!(たぶん……)
や、別にそんな大した話でもなく、単に年寄りってだけなのかもしれませんけども。
Appleがそれこそ「Apple」という名のホームコンピュータ(古!)を出していた頃からその存在自体は知っていたし、後に発表したMacintoshシリーズなどは当時は我々庶民には手の届かない超高級品でありました。お医者様がこぞってお買いになられる様を羨望の思いで眺めつつ、MSXシリーズでぐっと我慢をしていた不遇の時代を経て今に至っているのです。(どうでも良い)

Macintosh SE

そんな歴史を経て、今や飛ぶ鳥を落とす勢い、GAFAの一頭として崇められているAppleが、かつて倒産の危機を迎えていた時代があったことをご存知でしょうか?
過去ベストセラーとなった、Appleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏の伝記を読まれたり、あるいは同氏の軌跡を題材とした映画などを観た方はお分かりかもしれませんが、かつてジョブズは自身が興したAppleを追われた時期がありました。
そして、ジョブズが去った後のAppleは、その後暗黒の時代へと突き進んでいったのです。

ジョブズ不在となった同社は、その他革新的な製品を生み出すことが出来ず、類似の新しい製品シリーズを乱発し、「いったいこれは誰向けの製品で、前のこれとは何が違うんだ?」と言わんばかりのラインナップが立ち並びました。これが市場を混乱させユーザーの不評を招き、結果的にAppleはあわや倒産かと言われるまでの業績不振へと陥りました。その後、解雇されたジョブズが再びAppleへ戻り、これらの肥大化した製品ラインナップを大胆に切り捨てて新しい方針を次々と打ち出して行くことで、同社は急速なV字回復を遂げ、ついには今のような一大企業へと成長を遂げたのです。

ここまで読んだ方からは「お前は一体何の話をしてるんだ?」というご指摘を受けるかもしれません。
いや、実は問いかけはシンプルです。私が心配するのはたった一点、「ラインナップの肥大化という道は、過去に犯した過ちを繰り返すことになりはしないか?」という危惧です。

ジョブズという、かつての偉大な指導者は既に天に召されました。今は新たな指導者のもと、同社は運営されています。そして、たしかにジョブズがCEOだった頃よりも株価は上がり、企業は成長し結果も残しています。

しかし、あれからイノベーションは生まれているか?その問いに対する答えは、いささかトーンダウンしてしまうのが実際ではないでしょうか?
このまま、機器の細かな性能を向上させた製品ラインナップだけを増やしていく手法を繰り返していくだけでは、そう遠くない未来に手詰まりになってしまうのではないか?
そろそろ、もっと革新的ななにかを切り出してくれる事を1信者としては期待したいのですよ。少なくとも、このまま没落していくという未来だけはぜひとも避けて頂きたい。結構同社の製品で固めちゃってるってのもあるので……何卒よろしくお願いします!
あとついでに株価も上げてS&P500の方も力強く牽引してって下さい!

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