どうも、2回目のワクチン接種後の副反応に恐れおののき、あわよくば杞憂とならんことを願いつつも記事を書いてるブロガーの鏡こと管理人(誇張表現)です。
さて、そんなワクチンとは全く無関係の話題で恐縮ですが……先日、唐突にこのような3Dモデルアプリを導入してみました。
その名は「VRoidStudio」

「ん、3Dモデルアプリと言えば、かつてこの記事でイージーポーザーというアプリの導入から活用までの顛末を書いていなかったっけ……?」と、本ブログマニアの皆さん(皆無)はきっと訝しげに思われるかもしれません。
はい、仰るとおりでございます!!

いや、というのも実はですね…今回あらたな3Dモデリングツールを導入するに至っては、いろいろと紆余曲折がありまして……(以降の記事を参照のこと)
導入のいきさつ
- メイン環境をMac→Win(データマイニング兼用機)に移行したらEasyPoseが使えなくなった
- 最近ネット広告でやたらと見かけるようになった
- 某Voicyでとあるインフルエンサー氏が話題に上げていた
と、まぁいろいろと事情が重なったのが、なんとなくシンクロニシティのように感じて

ひ、ひょっとしてこれは『使え』という天啓なのではッ……!?
というスピリチュアルで運命的かつ超自然的な思いと相まって、まずモノは試しで導入してみた次第です。
いうても、なんやかんやで無料やし!



結局はそこ(無料)じゃねーか……



…て、紆余…曲折?
従来の3Dソフトが持つ業(カルマ)
ところで、こういったモデリングソフトといえば代表的なものではMayaとかメタセコイアとか、あとはShedeとかMAXとかLightWaveとか…もうなんか、とてもじゃないけど全部覚えてられないくらいにいろいろなモノがありましたね。 この辺りはざっとWikipediaを読んだだけでも内容が膨大すぎて深みにハマることは必至なので省略します。
そして、その当時から知られていた課題として
3Dソフトはやたらと敷居が高い


というのがありました。
そりゃね、これまで平面だけで考えれば良かったものがね……そこにZ軸が加わるんですよ!?
XでもYでもない、Zですよ!?KAWASAKIで行ったら伝説のモデルっすよ!?(何が?)
円(平面)の面積を求めるなら、計算式はπr2ですが、これが球体(3D)の体積を求めるなら
……えーと、なんだっけ……?



ほら、難しいでしょう!?



テメーが公式を忘れとるだけやろ!
そんな小難しい3Dソフトを学ぶ王道の手順として、例えばShadeなどの場合だと、まずはチュートリアルで空き缶とかネジといった形の単純なものからモデリングを始めた気がします。
……が、だいたいそのあたりで挫折するのもまた王道でした。


それでも何とか歯を食いしばり空き缶とネジのモデリングをマスターしたとして、
「じゃぁ次は一歩進んで……いよいよお待ちかねの『人体モデル』行きますか!!」
とは残念ながらなりません……。
てか、そいつぁあまりにも段取りをトバし過ぎ!
幼稚園を卒園したから次はハーバードだ!ってくらいスッ飛ばし過ぎ!



けっきょく、人体モデルに辿り着くまであとどんだけの道のりがあるんだよ……?(絶望)
こうして、道半ばにして3Dモデル作成の夢は絶たれたのでありました……。
グッバイ、テライユキ!



なんだ、管理人の回顧録か…
過去を払拭する3D業界の革命児、VRoidStudio!
しかし、時は令和を迎えそんな状況は一気に変わりました!
そう、ここに来て同じ3DモデリングツールであるはずのVRoidStudioが、まさかの驚愕的な使いやすさですよ!


アプリを立ち上げた後は、ベースモデル(性別)を選択して(図1)


あらかじめ用意された人体の各パーツを組み合わせて…
パラメータもいろいろとイジってみて(図2)


お好みの洋服を着せたら……ホイッ、完成ッ!!(図3)


ちょ、なんすかコレ! ?
もうね、簡単過ぎて「ハアアアアアァァァァァ!!!???(発狂)」って感じですよ!!
ネ、ネジは!?空き缶は!?
かつてShadeのチュートリアルで必死にそいつらのモデリングやってたあの時間はなんだったの!?ってくらいのお手軽さで一気にフィニッシュっすよ!!!



つうても、そんな簡単に作れるってことは……裏を返せば自分が思ったとおりのモデルってのも作れないってオチじゃないの?
ま、そりゃある程度の制限事項はありますが、これも工夫次第でかなり何とかなります。
実際、プリセットされているパーツの数もかなり多いし、しかもそれらひとつひとつに対して色々なパラメータ値を設定してあげることでさらに自分の思ったイメージに近付けられますし(図4)


もし、これらを総動員してもどうしても自分の作りたいイメージにそぐわないッ!!
ということであれば、最終秘奥義「テクスチャマッピング」を駆使することで、かなりの確率でいいところまで切り込んでイケる!……ハズ。
案ずるより産むが易しということで、試しに顔面のテクスチャマッピングをイジくってみたら、このくらいのところまではすぐに出来ました(図5)


しかもこのアプリ……ここまで使えてタダって……無料って……FReeeeeeee!って……どーいうことだってばよ!!!!
これまたShadeの話になりますが、同シリーズの場合なら
エントリークラスであるShadeDebutでも23,800円(ヒエッ!)
ひとつ上のPersonalだと49,800円(ギョエッ!)
さらにProfessionalなら何とッ……!!



148,000ええぇぇ~んでぇ~~



えええぇぇぇ~~~~っ!?
(高えぇぇぇっ!!)
もしたんですよォ!!(当時)
当然ながらProはもちろんPersonalにもとても手が出なくて、悩みに悩んだ末に大枚はたいて一番安い(それでも2マソ超えの)Debutを買ったんですよ!!



もうShadeの昔話はええわ!



そのくせ空き缶とネジで終わった、と……
そのほかにも出来ることいろいろ、VRoidStudio!
しかも、モデリングだけにとどまらず、このソフト単体でこんなことも出来ちゃうんです!
あらかじめプリセット済みのアニメーションを使ってキャラを動かしたりとか(図6)


ポーズモードでは各パーツの位置を調整して自由なポーズを取らせたりとか(図7・8)




ポーズを取らせたら、 あとは好きな背景と重ね合わせてそれっぽい画像を作成することも出来ます(図9)


また、エフェクトを使ったコミック出力機能は、マンガの素材や資料に使うのにも有用です(図10・11)




サンプルとして、以下はVRoidのモデルを使用して作ったマンガです(図12)
先のコミック化出力したモデルデータ画像をクリスタで取り込んで、効果線などを描き足してます。
クリスタの各素材と組み合わせれば、ひょっとしたら絵心のない人でもアイディア次第で傑作マンガが作れるかも!?





スゲェよ…マジでスゲェよ……



語彙力が微塵も見当たらねぇな……
VRoidStudioスゴいのまとめ
ということで……長々と説明してまいりましたが、最後にまとめますと
というのが結論ですね、以上です!



最後、雑すぎじゃね?

