さて、タイトルからお察しの通り先日例のワクチン接種をしてきた管理人です。
一時はやれ予約が取れないだの、会場でめっちゃ待たされるだのとさんざん言われてたこちらのイベントですが、10月も折り返した昨今ではだいぶ状況も変わりつつあるようです。
事実、昨日の接種に際しては
と、だいぶ混沌(カオス)も緩和してきた節を感じます。
ちなみに自分が受けた会場は普通に総合病院だったんですが、接種待ちの人よりもむしろ一般の治療を待っている患者さんのほうが多かったですね。すでに昼も回ってたというのに待合室はまだまだ結構な人でごった返してました。
午後の時間帯に突入した時点でまだあの行列……そんなペース配分で大丈夫なんでしょうか……?
さて、ワクチン接種の普及率は今や統計上で人口比の75%以上が少なくとも一回以上は接種してる(10/20現在)状況ですので、詳細な接種レポや実際に受ける際の注意事項、その他Tips等諸々がネットの至るところで参照可能な状態となっております。
本レポートもそんな数多あるコンテンツの中の一つに埋もれてしまうのは先刻承知の上で、どちらかといえば個人の備忘録的な意味合いを込めてここに記しておきたいと思います。
接種にいたる経緯
まず、ワクチンを接種するに至った経緯について話したいと思います。
え?そんなん接種の案内が届いたからじゃないの?
というご意見もあるかと思いますが、本来、ワクチン接種を受けるかどうかは個人の判断に委ねられるべきものであって、他者から強制される類のものではないはずです。
かくいう自分も、現在のライフスタイルを省みるに当初は敢えて積極的には接種しなくてもいいかなぁと考えておりました。
や、まず今となっては極端に人と会う機会が減ってるし
外出も整えのサウナと、買出しに近所のスーパーと、あとは人気のない早朝に周辺を散歩してくるくらいだし ……
そんなら一旦は「副反応ガチャ」というリスクを回避してもいいかなぁ
信憑性はともかくとして、ごく少数ながらもワクチン接種の弊害を訴える人もいるしなぁ
ただ、今回のワクチン接種は、どうにもこれまでのものとは色々と事情が異なるようで……。
というのもですね、これからの世間の流れを予想するに、
- チンパス(ワクチンパスポート)の所持如何によって行動の制限が変わってきそう
- 現状無償のワクチン接種権(誤字にあらず)が、このままいつまでも続くわけではなさそう
といった空気をビンビンに感じ始めたからに他なりません。
今後はチンパスをゲットし損ねると事あるごとにデメリットを被る割合が極端に増えそうな世界へ突入する兆しです。
しかもこれが国内のみにとどまらず、どうやら世界共通の認識になっていく気配さえありますし。
実際、チンパス(類似のものも含む)がなければ入国時の制限があったりするのは、すでに一部の国では行われてるようで……。
ここは、ある程度のリスクを負っても長いものに巻かれるしかないか……
コイツはようやく世間に歩み寄ったのか…
接種当日
そして迎えた当日は、現地に辿り着くまでに道に迷ったのと、たどり着いてからも病院内で特設会場がどこか迷ったのと、さらには必要書類の一部(予診票)をすっかり忘れていた以外には特に大きな問題もなくすんなりと接種できました。
どう見てもすんなり行ってないだろそれ!
会場で待機していた医療従事者の面々たるや、これまで一体どれほどの患者をこなして来たのかと思えるほど、その対応は実に手慣れたものでした。きわめて事務的かつスムーズに接種の手順を説明し、次々と患者の列を捌いていきます。
ひょっとしたら看護師さんは
目標をセンターに入れてスイッチ、目標をセンターに入れてスイッチ……
と心のなかで呟いていたかもしれません。
また、実際に注射を打つ前には医師から簡単な問診があったのですが
なにか事前に確認したいことや気になってることとかありますかね?
はぁ、やっぱり副反応とかですかね …
あー、皆さん言いますけどね…大丈夫だいじょーぶ!ウチでは今まで出た人いないから!!
は、はぁ…(え!?)
とまぁ、
「これ問診の意味あるの?というかその根拠って一体……?」
みたいな応対っていうのも既に様式美となっているんでしょうかね?
そしていざ本番のお注射も、これまた実に淀みない流れるような手付きで、え?え?という間には終わってましたね。
絵ヅラ的には従来の注射とは勝手が違い腕に垂直に刺すぶんメチャクチャ痛そうに見えるんですが、こころなしかインフルエンザの予防接種や採血のときよりも針を刺されたという感覚が薄い気がします。
その後、直近の副反応が出ないかその場で15分程度待機させられますが、何もなければそのまま退場となります。
念のため補足しておきますと、献血とは違ってヤクルトもアイスも貰えません。
当日帰宅後
おかげさまで帰りは迷うこともなく無事自宅へと辿り着きましたが、これから就寝を迎えるまでの間に何が起こるか分かりません。念のため外出は避け、運動も極力せず、さらに驚くべきことに今日のところは飲酒すらも控えるという徹底ぶり。
!?
酒を……酒を飲まなかった……だと!?
失礼極まりない驚きようだな……
結果、大いに夜の時間を持て余すこととなり、いつもよりさらに輪をかけて早い就寝となりました。
尤も、とくに副反応もなかったため傍から見るぶんには単におじいちゃん並みに早く寝ただけにしか見えません。
その後の経過
さて、接種から一夜明けて本日、現時点では特に体調に変化はありません。
熱も平熱、またいわゆるモデルナアームと言われるような諸症状もなく、身体は至って健康体です。
敢えて言うなら、左腕は高らかに振り上げられるものの若干三角筋のあたりに違和感があるかなといったくらいでしょうか。
人体モデルまで使った割に説明が雑だな……
果たしていつ頃まで様子見を続けなければならないのかは諸説あるようですが、ひとまず今週末まで目立った変化がないようであれば、生活を完全な意味での平常運転に戻そうかと思います。
ただ、先に触れたネット上の多くのレポを読む限りでは、1回目はつつがなく終わったものの、2回目の接種でいわゆる「本当の地獄」を見たという報告例が数多く寄せられているようですね……。
その2回目の接種日時もこちらの意思とは全く無関係にところてん方式で「4週間後の同日時」とガチガチに確定させられたので、後はそのXデーを戦々恐々とした思いで迎えるしかありませんな、こりゃ……。
あ、最後に本レポートの4コマも描いたので、合わせて上げときますね!(一部脚色あり)