まさかの書いてる当人すら予想だにしなかった連日更新。
どうも、管理人です。
やぁ、上の本にあった「日本の閉塞感の正体」という章が
あまりにも禿同しすぎたので、気が変わらないうちに
自身の記憶に留める意味でも記載しておこうと思って。
外も雨降ってるしね。
なお、ここに記しているのは文中からの抜粋ではなく
あくまで自分なりの解釈でまとめたものなので、
あるいは作者の主張と乖離するかもしれない。
やはり、正しく内容を理解をするためには、
自分自身で本書を読むことをおすすめする。
他の章も、趣深い内容が書かれてたりするので。
かつて日本の企業の多くは年功序列、終身雇用制度を採用していた。
仕事人生の長期安泰を保証するかわりに、会社への従属を求めたのだ。
そして、長い時間にわたって同じ職場で働く場合
当然ながらそこで働く人達の互いの人間関係には
強い結束力・絆が必要となる。
だから、和を乱す行動や個人主義などは疎まれ、
それらは暗に排除される対象となった。
しかしながら、幸福の研究において人間の幸福感には
「自分の人生を自由に決められる」
つまり自己決定権が深く関わっていることがわかっている。
新卒採用で「たまたま」入社した会社へ
じつに40年以上閉じ込められるような日本的雇用の構造は、
それらとは真っ向から対立するものである。
日本の社会とは、自由な人生を生きることができず
旧態依然とした「伽藍(がらん)」という
閉鎖された空間のなかでやりがいを強要され続けている。
そういった構造の上に成り立っているのだ。
それゆえ、日本の会社員は世界のサラリーマンと比較しても
会社を憎悪し、閉塞感を抱えるのだ。
と、まぁおおよそそんな感じで。
しかし、その上で終身雇用の崩壊が叫ばれる
今のご時世となっては、唯一享受できたメリットすら
なくなってしまったわけじゃないか……。
うーん、今やサラリーマンって立ち位置は
結構待ったなしの状態なのかもなぁ……。
最後に、じつにどうでもいいマメ知識となりますが
当方はそこそこの転職回数を経験してる身であります。
それではまた。